2026年4月5日、発達障害啓発オンラインイベントを開催しました。
今年で3回目。
全国から【82名】の方にご参加いただきました。
有名なゲストを呼んだわけではありません。
それでも、たくさんの方が涙し、「参加してよかった」と感じてくださった時間になりました。
なぜここまで心が動いたのか。
その理由を、当日の様子とともにお伝えします。
■発達障害啓発イベントとは|テーマ「あっても、なくても。」
今回のイベントは
・有名なゲストを呼ばない
・運営メンバー全員が初めての企画・運営
という中での開催でした。
不安もありましたが、結果として82名もの方にご参加いただき、このテーマの必要性を改めて感じる時間となりました。



■小学生が制作した動画が伝えたこと|横浜市立西が丘小学校
今回のイベントのきっかけは、横浜市立西が丘小学校の支援級の子どもたちが制作した動画でした。
この動画は、子どもたち自身が
・企画
・台本作成
・演出
・撮影
・編集
すべてを手がけた作品です。
小学生とは思えない完成度で、パナソニック主催の動画コンテスト
【小学生部門】KWN日本コンテスト2025でグランプリを受賞しています。
今回のイベントのきっかけとなった動画はこちらです👇
まずはこの動画をご覧ください。
実際に視聴した方からは
「子どもたちの感性に衝撃を受けた」
「“障害”という言葉の意味を考えさせられた」
という声が多く寄せられました。
■ADHD当事者である教員・藤田歩先生のリアルな話
ゲストとしてお話しいただいたのは、横浜市立西が丘小学校の藤田歩(ふじたあゆむ)先生。
ご自身も大人になってからADHDの診断を受けた当事者です。
子ども時代は「問題児」と言われることも多かったそうです。
そんな藤田先生がなぜ教員を目指したのか。
なぜ特別支援教育に向き合っているのか。
・診断を受けた時の気持ち
・子どもたちとの関わり
・現場で感じている課題
どれも机上の理論ではなく、“実体験から来る言葉”でした。だからこそ、多くの方の心に残ったのだと思います。

■子どもたちの“本音”を集めたスライド発表
今回のイベントでは、動画だけでなく、子どもたちの声を集めたスライド発表の時間もありました。
動画を制作した子どもたちが
・どんな想いでこの動画を作ったのか
・「障害がある」と知ったとき、どんな気持ちだったのか
・普段、どんなことを感じているのか
その“本音”を、言葉として届けてくれました。
そこにあったのは、大人が想像していたものとは少し違う、とてもまっすぐで、とてもあたたかい想いでした。
「障害がある・ない」ではなく、ただ“自分として生きている”ということ。その姿に、多くの参加者が心を動かされていました。
実際に
「子どもたちの言葉が、心に残った」という声も多く寄せられました。子どもたちの声には、人の心を動かす力がある。そう感じた時間でした。

■涙があふれた保護者・支援者のリアルなスピーチ
当日は、当協会の会員である保護者や支援者の方々にもスピーチをしていただきました。
・3歳で「自閉スペクトラム症」の診断がついた男の子を育てるお母さん
・「知的障害」があることがわかった娘さんをひとりで育てるお父さん
・思春期の息子さんとの関係が変わっていったお母さん
・子どもたちとの関わり方が変わったエピソードを紹介してくれた幼稚園の先生
どれも特別な誰かの話ではありません。
「どこにでもいる保護者や支援者」のリアルでした。
だからこそ、多くの方が涙しました。
■参加者の声|満足度98%「涙が止まらなかった」
終了後のアンケートでは【98%が満足度5】という結果でした。
実際にいただいた声を一部ご紹介します。
・「涙が止まりませんでした」
・「リアルな生の声が聞けて心に残りました」
・「子どもは変えなくていいという言葉の深みを感じました」
・「普通じゃないことはダメだと思っていた自分に気づきました」
・「障害の有無に関わらず、すべての人に必要な学びだと感じました」
・「“つながり”が人を支えるという言葉に胸が熱くなりました」
中には
「自分は当事者ではないけれど、同じように生きていると感じた」という声もありました。
このイベントは、特定の誰かのためではなく、「すべての人にとって」感じたり、考えたりする時間になっていたのだと感じています。

■「子どもは変えなくていい」という考え方
今回のイベントを通して、改めて感じたことがあります。
それは、「子どもは変えなくていい」ということ。
関わり方や捉え方が変わることで、関係性は変わっていく。その先に、子どもの可能性が広がっていく。
これは障害の有無に関わらず、すべての子育てに通じる考え方です。
今回参加できなかった方から、「参加したかった」「次回はぜひ参加したい」という声も多くいただきました。
障害があっても、なくても。
誰もがありのままでいいと思える社会に。
誰もが生まれてきて良かったと思える社会に。
その一歩を、これからも届け続けていきます。


