子どもをどう褒めたらいい?子どもの自立心を育む「肯定的な注目」のテクニックを解説します

育児をしていると、周りからよく聞く「褒めて育てることが大切」というアドバイス。

でも、実際に「うちの子、本当に褒めるところがなくて…」「問題行動ばかりで、褒めるなんて無理!」と感じている方も少なくありませんよね。

そんな悩み、実はとてもよく聞くんです。

今日は、「褒めるのが難しい」と感じている方に向けて、褒める以外にも効果的な方法があるというお話をしていきます。

目次

褒めるのは難しい?大丈夫!肯定的な注目の方法は他にもたくさん

まず最初に、褒めることが育児において重要なのは間違いありません。

でも、もし褒めるのが難しいと感じることがあるなら、、、それでも心配無用です!

褒める以外の方法で子どもに肯定的な(ポジティブな)注目を与えることができます。

ここでは、褒める以外の「肯定的な注目」を与える方法をご紹介します。

  1. 実況中継:「今、○○しているんだね」と子どもの行動をそのまま言葉にするだけで、注目を向けていることを伝えられます。
  2. 興味関心を示す:「それ何?どういうこと?」と質問して、子どもがやっていることに関心を示すと、親が興味を持っていることが伝わります。
  3. 感謝を伝える:「○○してくれてありがとう」と小さなことでも感謝の気持ちを伝えることで、子どもは自分の行動が意味を持っていると感じます。
  4. ジェスチャーを使う:ハイタッチや親指を立てるなど、言葉以外でも肯定的なジェスチャーを使って伝えることができます。
  5. 笑顔を向ける:ただ微笑むだけでも、親がポジティブな気持ちでいることが伝わります。
  6. スキンシップをとる:頭を撫でたり、軽くハグするなどのスキンシップも、子どもに安心感と喜びを与えます。
  7. 共感する:「そうなんだね〜」と子どもの感情に寄り添う言葉を使うことで、共感を示せます。

これらはすべて、子どもに対してポジティブな注目を与える方法です。褒めることが難しいと感じたときは、これらの方法を試してみてください。

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ポジティブな注目が持つパワー

親からのポジティブな注目は、子どもにとって非常に強力な影響を与えます。

例えば、親が実況中継や感謝の言葉を通して肯定的な注目を与えると、子どもは「嬉しい!もっと注目されたい!」と思うようになり、その結果、良い行動が増えるのです。

また、こうした注目は子どもの自信を育む役割も果たします。自信を持つことで、子どもは自発的に良い行動をどんどんするようになります。つまり、親が肯定的な注目を与えることで、子どもの自己肯定感が高まり、自立心も養われていくのです。

否定的な注目の影響

逆に、親が否定的な(ネガティブな)注目を与え続けると、子どもはどうなるのでしょうか?

  • 叱る
  • 怒鳴る
  • 叩く
  • 眉間にシワを寄せる
  • イライラした口調で話す

このような行動は、子どもに非常に強いストレスを与えます。

否定的な注目が続くと、子どもは次第に自信を失います。自信を無くしてしまうと、指示待ちの子、自分で行動できない子になってしまいます。これは、結果的に子どもを成長や自立から遠ざけることにつながります。

肯定的な注目の重要性

褒めることができなくても、肯定的な注目を与えることは子どもの成長において非常に重要です。

ポジティブな注目を与えることで、子どもは自分に価値があると感じ、その結果、良い行動が増え、自信を持つようになります。

褒める以外の方法でも、子どもに愛情や関心を伝えることができるということを忘れないでください。

育児のトライアンドエラー

育児は、正解が一つだけというわけではありません。だからこそ、自分の子どもに合った注目の仕方をトライアンドエラーで見つけていくことが大切です。褒めることが難しいと感じたとき、ご紹介した様々な方法を試してみてください。

お子さんに合う方法がきっと見つかるはずです。失敗を恐れず、色々なアプローチを試してみましょう!

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今日のまとめ

褒めることができなくても、肯定的な注目を与える方法はたくさんあります。

親からのポジティブな注目は、子どもの自信を育み、良い行動を増やす力を持っています。

褒める以外にも、「実況中継」「感謝」「興味を示す」など、様々な方法で子どもに肯定的な注目を与えることができます。

我が子に合った方法を見つけて、育児をもっと楽しんでいきましょう!

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この記事を書いた人

日本ペアレントトレーニング子育て支援協会
代表理事
・ABAペアレントトレーナー/セラピスト
・ガミガミを卒業
→ママが自分も大切にできるようになるペアトレ
・ノート術・潜在意識コーチング
・双子×自閉っ子ママ

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