一般社団法人日本ペアレントトレーニング子育て支援協会は、株式会社BUZZBUZZ(アオハル・うたのこ)および株式会社ウッドフィール(ライチ・レモン・ミックスベリー)と連携し、児童発達支援・放課後等デイサービス・学童保育における支援力向上を目的とした「療育現場支援力向上プロジェクト」を実施しています。
7月第2回目のテーマは、「肯定的な注目」
「できているところを見つける」
言葉にすると簡単ですが、実際にやってみると意外と難しいものです。
子どもの行動だけではなく、職員同士の関わりにもつながる大切な考え方を、体験を通して学びました。
※本プロジェクトの概要や第1回研修の様子は、こちらの記事をご覧ください。
▶︎【第1回研修レポート】
「良い支援は、一人では作れない。富山県内5事業所で療育現場支援力向上プロジェクト始動〜」

「嬉しかったこと」を探すアイスブレイクからスタート
研修は、毎回アイスブレイクからスタート。
今日のお題は、「最近あった、ちょっと嬉しかったこと」
すると、「え〜、ないよ〜(笑)」という声も。
でも少し時間を取って考えていただくと、
「そういえば…」
「この前こんなことがあった!」
と次々に思い出されていました。
実はこれも今回のテーマにつながっています。
私たちは、意識を向けたものを見つける生き物。
だからこそ、「良かったこと」にアンテナを立てることで、見える景色は少しずつ変わっていきます。

ペアレントトレーニングで学ぶ「人は意識したものを見る」という考え方
続いて行ったのはカラーボールを使った実験。
「人は意識したものを見ている」ということを体感していただきました。
これは、支援でも同じです。
「困った子」
「問題行動が多い子」
というフィルターで見ると、どうしてもできていない部分ばかり目に入ります。
だからこそ、
「この子のできていることは?」
「頑張っていることは?」
「成長しているところは?」
というアンテナを先に立てること。
その視点が、子どもへの関わり方を大きく変えてくれます。

「できている」を見つけるワークで観察力が大きく変化
写真を見ながら、「できていることを20個探してください!」というチーム対抗ワークを実施しました。
最初は「え〜!!そんなに見つからないよ〜」という反応でしたが、仲間の視点が増えると驚くほど次々と見つかります。
そして今回は、「他のチームと絶対に被らないものを発表する」というルールを設定。
すると、「えー!そこ見てたの?」という視点がたくさん。
例えば、
- ヘアゴムと服のコーディネートが合っている
- 爪がきれいに切ってある
など、私自身も「そこまでは見ていなかった!」という発見がたくさんありました。
ちなみに、レモンチームは
なんと32個!👏
5事業所の中で最多記録でした😊

「知っている」と「できる」は違う
続いて、さまざまな肯定的な注目の方法を練習しました。
参加者の皆さんからは、
「頭では分かるけど、意外ととっさに出てこない」
「大人に伝える方が難しい」
「何て言えばいいか迷う」
という声も。
まさにその通りなんです。
だからこそ、知識だけではなく、何度も練習すること。
褒めることは”瞬発力”
実践を積み重ねることで、自然とできるようになっていきます。


肯定的な注目は子どもだけでなく職員同士にも効果がある
今回は、職員同士でも肯定的なメッセージを送り合いました。
普段は照れくさくて言えないことも、文字にして伝えていただくと、
「恥ずかしい(笑)」
「一つじゃ枠が足りない!」
「全部嬉しい!」
そんな笑顔があふれる時間になりました。
最後には、役員の皆さま、そして社長からも「肯定的な注目だけ」のメッセージをいただきました。
その中で印象的だったのが、
「皆さんが真剣にメモを取り、考えている姿を見て感慨深かった。」
という社長のお言葉。
私自身もとても嬉しく、温かい気持ちになりました。

株式会社ウッドフィール様で見えたチームワークと主体性
チームワークの良さは今回も健在。
「できている」を探すワークでは、
「シャツを着ている」
「ズボンを履いている」
「靴下も履いている」
と、洋服シリーズでどんどん数を伸ばしていくチームも(笑)
一つの視点を広げていく柔軟な発想に、思わず笑ってしまいました。
また、恒例となっているミニ表彰では、「ペアトレボンボンのシール、集めてます!」という嬉しい声も。
思わず、「先生方にもトークンエコノミーが機能してる!」と心の中でガッツポーズ😃
子どもだけではなく、大人も認められたり、達成感を味わえたりすると嬉しいものですね。

株式会社BUZZBUZZ様では中日新聞の取材も
今回は、中日新聞の記者の方にもお越しいただきました。
記事になるかどうかはまだ分かりませんが、現場で取り組んでいる様子を実際に見ていただけたことが何より嬉しく、感謝しています。
また今回は、各グループに役員の皆さんや社長にも入っていただきました。
いつも以上に会話が弾み、笑顔もたくさん。
研修後には、「毎回楽しみです!」という声もいただきました。
この研修を通して、「気軽に相談する」「安心して意見を出し合う」
そんな文化が各事業所にさらに広がっていけば嬉しいです。

おわりに
支援の現場では、課題を見つける力ももちろん大切です。
でも、「できていることに気づく力」が育つことで、
子どもとの関係も、保護者との関係も、職員同士の関係も変わっていきます。
8月は夏休みのため、現場研修はお休みですが、保護者向け勉強会や巡回支援を予定しています。
9月からの研修も、皆さんと一緒にたくさんの「できている」を見つけられる時間にしていきたいと思います。
アオハル・うたのこの皆さま
ライチ・レモン・ミックスベリーの皆さま
素敵な学びの時間をありがとうございました。
今後も一緒に学びながら、子どもたちの未来のために歩んでいけたら嬉しいです。


関連リンク
株式会社BUZZBUZZ
公式Instagram
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公式サイト
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【対象事業所】
・アオハル
・うたのこ
株式会社ウッドフィール
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【対象事業所】
・ライチ
・レモン
・ミックスベリー
一般社団法人日本ペアレントトレーニング子育て支援協会
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