【療育現場支援力向上プロジェクト】7月研修①|「観察」が支援を変える〜子どもの「できた!」を増やす環境調整〜

児童発達支援・放課後等デイサービス職員研修で「観察」と「環境調整」を学ぶ先生方の様子

一般社団法人日本ペアレントトレーニング子育て支援協会は、株式会社BUZZBUZZ(アオハル・うたのこ)および株式会社ウッドフィール(ライチ・レモン・ミックスベリー)と連携し、児童発達支援・放課後等デイサービス・学童保育における支援力向上を目的とした「療育現場支援力向上プロジェクト」を実施しています。

7月第1回目のテーマは、
「観察が支援の質を変える」

今回も講義だけではなく、グループワークやケースディスカッションを中心に、「観察」と「環境調整」について学びました。


※本プロジェクトの概要や第1回研修の様子は、こちらの記事をご覧ください。

▶︎【第1回研修レポート】
「良い支援は、一人では作れない。富山県内5事業所で療育現場支援力向上プロジェクト始動〜」

目次

「え?そこまで見てたの?」観察力を鍛えるグループワーク

今回の研修は、チーム対抗の「観察ゲーム」からスタートしました。

同じ場面を見ていても、

「時計を見ていた人」
「子どもの表情を見ていた人」
「窓の外の景色に気づいた人」

など、それぞれ見ているところが違います。


「え?そこまで見てたの?」

そんな笑い声も聞こえながら、楽しく学びがスタートしました。


一人では見落としてしまうことも、チームで対話することで新しい視点が増えていく。

先生方にも、その面白さを体感していただきました。

「見守る」と「観察」は違う

今回のテーマは「観察」

ただ見ているだけではなく、

何が起きているのか
何に困っているのか
どんな工夫ができそうなのか


そんな視点を持つことで、子どもへの関わり方は大きく変わります。

管理者の皆さんからは、

「こんな報告だったら嬉しい」
「こういうことが聞きたい」


という声も。

先生方と管理者の方が同じテーマについて意見を交わすことで、お互いの視点や考え方を知る時間になりました。

子どもたちのために学び続ける先生方の姿

今回、改めて「すごいな」と感じたことがあります。

それは、このプロジェクトに関わる皆さんの学ぶ姿勢です。


先生方は、子どもたちが来る前の午前中という貴重な時間を使って研修に参加されています。

児童発達支援・放課後等デイサービスの現場では、法定研修を実施している事業所はあっても、追加で時間やお金を投資してまで学ぶというのは、まだまだ少ないのが現状です。


しかし、このプロジェクトでは、毎月2回の研修を1年間継続していきます。

先生方が利用できる個別面談もあります。

さらに驚くのは、現場の先生だけではなく、社長、役員、管理者も毎回参加し、皆さんで一緒に学ばれています。

「職員だけに学んでもらう」
という姿勢ではなく
組織全体で支援の質を高めていこう



そんな本気度を毎回感じています。


夏休み前、一年の中でも忙しい時期にもかかわらず、時間をつくって学び続ける皆さんの姿に、私自身も毎回刺激をいただいています。

グループワークが育てる「対話する力」

この研修では、毎回グループディスカッションがあります。

「言語化が苦手」
「大勢の前で話すのは緊張する」
「自分の意見に自信がない」

そんな声もありました。


だからこそ、この研修では

  • 正解・不正解はありません
  • 否定・批判・評価はしません

というグランドルールを大切にしています。



ある先生が、こんなことを話してくださいました。

「今まで受けた研修の中で一番話しやすい」

「どんな意見を言っても、まず受け止めてくれるから安心して話せる」


その言葉を聞いて、とても嬉しくなりました。

安心して話せるからこそ、新しいアイデアが生まれ、チームで支援を考えられる。

そんな時間をこれからも大切にしていきたいと思います。

法人研修から広がる「学ぶ文化」

とても嬉しい出来事もありました。

この法人研修をきっかけに、「もっと学びたい」という気持ちから、当協会の資格認定講座の受講も併用してくださった職員さんもいらっしゃいました。

誰かに言われたからではなく、自ら学ぶことを選び、自己投資をする。

そんな姿を本当に嬉しく思います。

学ぶ時間がもっと楽しくなる工夫(裏話)

実は、私にも小さな目標があります。

約40名の先生方のお名前を覚えること(笑)


自作の「名前マグネット」のおかげで、ほぼ全員のお名前を覚えることができました。

やっぱり、お名前でお呼びできると距離がぐっと縮まりますね。


そして研修の最後は恒例の「表彰タイム」

最近は、先生方にもペアトレボンボン(当協会マスコットキャラクター)のシールを集めていただいています!


実はこれも、子どもたちへの支援で活用するトークンエコノミーを先生方にも体験していただくための取り組みです。


「○枚集まった!」
「貯めると何と交換できるかな♪」


そんな声も聞こえるようになり、予想以上に楽しんでくださっています。

子どもだけではなく、大人も認められると嬉しい。

改めてそう感じています。


子どもたちの「できた!」を支える先生方

子どもたちを迎える前の時間にも、先生方は学び続けています。

「もっと良い支援ができないか」
「子どもたちの ”できた!”を増やしたい」

そんな想いで、対話し、考え、実践を重ねています。

私は、このプロジェクトに参加されている先生方を心から誇りに思います。




アオハル・うたのこの皆さま
ライチ・レモン・ミックスベリーの皆さま

素敵な学びの時間をありがとうございました。

今後も一緒に学びながら、子どもたちの未来のために歩んでいけたら嬉しいです。




★今日の参加者の声★

観察しっかりしていきます!
・他事業所の工夫も知れて良かった
・研修で話した流れで、事業所でも対話を増やしていきたい

アオハル(左)・うたのこ(右)
ライチ(左)・レモン(右上)・ミックスベリー(右下)

関連リンク

株式会社BUZZBUZZ

公式Instagram
https://www.instagram.com/bzbz.aoharu/

公式サイト
https://buzzbuzz.jp/

【対象事業所】
・アオハル
・うたのこ

株式会社ウッドフィール

公式サイト
http://www.woodfeel.jp/

【対象事業所】
・ライチ
・レモン
・ミックスベリー

一般社団法人日本ペアレントトレーニング子育て支援協会

公式サイト
https://parent-training-kosodate.com/

Instagram
https://www.instagram.com/parent_training_kosodate/

目次