2026年4月23日、富山市の事業「子育て応援隊」の講師として、細入保育所にて子育て講演を実施しました。
今回の講演では、ペアレントトレーニング(ペアトレ)をもとに、子どもへの関わり方についてお伝えしました。
この記事では、講演の様子だけでなく、実際の現場で感じた「ペアレントトレーニングの本質」についてもご紹介します。
■富山市の事業で保育所講演を実施
本講演は、富山市の子育て支援事業の一つである「子育て応援隊」として実施されました。
当日は、保護者の方をはじめ、保育士の先生方、子育て支援センターの方など、約20名の方にご参加いただきました。
また、今回はお父さんの参加も3名あり、ご夫婦で一緒に学ばれている姿が印象的でした
■ペアレントトレーニング(ペアトレ)とは?
ペアレントトレーニングとは、子どもを変えるのではなく、大人の関わり方や環境を変えることで、子どもの行動や親子関係をより良くしていく支援方法です。
特に近年では、発達支援や子育て支援の現場でも取り入れられており、保護者だけでなく支援者にとっても重要な学びとなっています。
■講演でお伝えした内容
今回の講演では、以下のようなテーマで進めました。
・ついガミガミ叱ってしまうのはなぜか
・叱り続けることで起こる変化
・叱る以外の関わり方の選択肢
また、ペアレントトレーニングの中でも重要な「肯定的な注目(褒める)」についても具体的にお伝えしました。

■ペアトレで大切な「肯定的な注目」とは
講演の中で、あるお父さんが、「褒める習慣があまりなくて…」と正直に話してくださいました。
多くの方が、「褒める=すごいね、えらいねと言うこと」と捉えがちですが、実際にはそれだけではありません。
ペアレントトレーニングでは、子どもがポジティブに受け取る関わりを「肯定的な注目」と呼びます。
例えば
・笑顔を向ける
・共感してうなずく
・「大変だったね」と気持ちに寄り添う
・「話してくれてありがとう」と感謝を伝える
こうした関わりもすべて、広い意味での「褒める」に含まれます。
■子どもだけでなく大人にも必要な関わり
もし職場に
・自分の話をしっかり聞いてくれる
・頑張りを認めてくれる
・ねぎらってくれる
そんな上司がいたらどう感じるでしょうか。
安心感や信頼が生まれ、「もっと頑張ろう」と思えるはずです。
これは子どもだけでなく、大人にも共通する「人の本質」です。
ペアレントトレーニングは、子どもへの関わりだけでなく
・家庭でのコミュニケーション
・職場での人材育成
・支援現場での関わり
など、さまざまな場面に応用することができます。

■まとめ
今回の保育所講演を通して改めて感じたのは、「子どもは変えなくていい」ということです。
大人の関わり方が変わることで、子どもとの関係も自然と変わっていきます。
ペアレントトレーニングは、そのための具体的な方法を学べる実践的な支援です。
■講演・研修のご依頼について
当協会では、保育園・幼稚園・学校・行政・福祉施設、療育施設など、さまざまな場所で子育て講演・研修を行っております。
・単発講演
・連続講座(複数回)
・保護者向け/支援者向け/学生向け等
・テーマ:子育て、ペアレントトレーニング、コミュニケーション、発達障害、多様性、キャリアなど
ご予算や目的に応じて柔軟に対応しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
また、ペアレントトレーニングを実際に体験してみたい方に向けて、体験説明会も開催しています。

