私が発達凸凹キッズの特性について学んだ際に、とてもショックを受けたことがあります。
それは、発達凸凹キッズは「ネガティブな記憶が残りやすい」という特性です。
脳の記憶を司る機能の発達に遅れがある場合、この傾向が顕著だと言われています。
この記事では、私が実践した「成功体験やポジティブな記憶を積極的に残す方法」をご紹介します!
親子で楽しみながら取り組めるアイディアですので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ネガティブな記憶が残りやすいとは?
発達凸凹キッズは、脳の記憶を司る部分(海馬)の発達に遅れがある場合があります。
そのため、叱られたことや失敗したことなどのネガティブな記憶が強く残ると言われています。
私はこの話を聞いたとき、とても悲しい気持ちになりました。
我が家の長男も、失敗や怒られた記憶ばかりが残っているのかと…
ポジティブな記憶を増やすためにできること

どうすれば、成功体験やポジティブな記憶を残してあげられるだろう?
そんなことを考えて考えて、実践したのが次の方法です。
1. 成功体験を「スマホ」で記録して見返す
子どもが何かうまくできたとき、その瞬間を動画や写真で撮影します。そして、後からその映像を繰り返し見せることで、成功体験を刷り込んでいくことができます。
- 子どもは自分の姿を見るのが大好き!
- 繰り返し見ることで、ポジティブな記憶が脳に刻まれやすくなります。
- 「これができた!」と、自己肯定感が高まります。
- スマホで簡単に撮影できる短い動画でOK。
- 待ち時間や寝る前など、日常の隙間時間に見せてあげる。
- 「あのとき、こんなに頑張ったね!」と褒めながら見返す。
2. 「今日の良かったこと」を3つ言い合う
1日の終わりに、「今日の良かったことを3つ教えて!」と子どもに聞いてみましょう。
お子さんだけでなく、家族全員で発表し合うのも楽しいですよ!
- 一日のポジティブな出来事を思い出すことで、気持ちが前向きになる
- 記憶力を鍛える練習にもなる
- 家族でシェアすることで、コミュニケーションが深まる
- 夜ご飯の時間や寝る前のリラックスタイムに行う。
- 親も一緒に発表することで、子どもが安心して話しやすくなります。
- 「こんなことも頑張ったね」と親から追加で褒めると、さらに効果的。
ポジティブな記憶を育む工夫が大切
ポジティブな記憶を残すには、親が少し工夫をする!
ネガティブな記憶を減らすためには、叱る代わりに褒める場面を増やし、成功体験を積極的に残していきましょう。
我が家での成功体験
我が家の場合は、長男が初めてボタンを留められた瞬間をスマホで撮影して見返しました。
最初は小さな成功でしたが、「こんなに頑張ったんだね」「すごいじゃん!」と一緒に振り返ることで、親子の絆を深めるきっかけにもなっています。
今日のまとめ
- 成功体験をスマホで記録し、繰り返し見せる。
- 一日の終わりに「良かったこと」を3つ言い合う。
今回紹介した工夫は、発達凸凹キッズに限らず、どんなお子さんにも役立つ方法です。
小さな成功体験を積み重ね、楽しい記憶でいっぱいの毎日を作りましょう!