ワーキングメモリという言葉を聞いたことがありますか?
ワーキングメモリとは「覚えながら行動する記憶(作業記憶)」のことで、日常生活や学習に欠かせない脳の機能です。
しかし、ワーキングメモリを鍛える方法が分からず悩んでいる親御さんも多いのではないでしょうか?
この記事では、おうちで簡単にできるワーキングメモリを鍛える遊びをご紹介します!
親子で楽しみながら取り組めるので、ぜひ試してみてくださいね♪
目次
ワーキングメモリとは?
まず、ワーキングメモリを簡単におさらいしましょう。
ワーキングメモリとは…
覚えたことを短期間保持しながら、同時に行動するための記憶のこと。
例:黒板に書かれた内容をノートに書き写す
- 黒板を見る
- 内容を覚える
- ノートに書く
おうちで簡単!ワーキングメモリを鍛える遊び

ゲーム①:巾着袋でコインを数える
準備するもの
- 巾着袋または布袋
- コイン(複数枚)
遊び方
- 大人が巾着袋の中にコインを複数枚入れます。
- 子どもが袋の中に手を入れて、触覚だけでコインの枚数を数え、声に出して答えます。
ステップアップの方法
- 利き手でない方の手を使う
普段使わない手で行うと、脳がさらに刺激されます! - 本物のお金を使う
年齢が大きいお子さんには、小銭を使って合計金額を計算する練習もおすすめです。
確認するポイント
- 枚数が正しいかどうか。
- 小銭の種類を正しく認識しているか。
この遊びのメリット
1. ワーキングメモリの強化
コインの枚数を覚えながら答えるというプロセスで、記憶力と行動力を同時に鍛えることができます。
2. 計算力の向上
本物のお金を使う場合、小銭の種類を覚えたり、合計金額を計算したりすることで、計算力も自然に鍛えられます。
3. 触覚の発達
手を使ってコインの形や大きさを感じることで、触覚も鍛えられます。
4. 親子のコミュニケーションが深まる
ゲーム感覚で取り組めるので、親子で楽しく学びの時間を過ごせます。
さらにステップアップしたいときは?
巾着袋でのコイン遊びが簡単にできるようになったら、次のステップに進んでみましょう。
1. 複数の要素を混ぜる
- コインの枚数と金額を同時に答える。
- 数種類のおもちゃや道具を混ぜて、指定されたものだけを数える。
2. タイマーを使う
- 制限時間内に正確に答えられるか挑戦。
- 時間を計ることで、集中力も鍛えられます。
親子で楽しくトライ!ポイントまとめ
- 遊び感覚を大切にする
ゲームのように楽しく取り組むことで、子どもも飽きずに続けられます。 - 褒めることで成功体験を与える
正解したら「すごいね!」「よく覚えたね!」とたくさん褒めてあげましょう。 - 日常生活にも応用する
お手伝いや片付けなど、日常のタスクにワーキングメモリを意識的に取り入れてみましょう。
ワーキングメモリを鍛える方法のまとめ
ワーキングメモリを鍛える方法
- 巾着袋にコインを入れ、枚数を数えさせる。
- 利き手ではない手や、小銭の合計金額を計算するなどステップアップさせる。
簡単な道具で楽しく学びながら、ワーキングメモリを鍛えることができます!親子で楽しく取り組んでみてくださいね!