子育てでは、子どもの良いところを見つけて褒めることが大切だと言われています。
でも、時には叱ったり、注意しなければならない場面もありますよね。
そんなとき、伝え方を少し変えるだけで、驚くほど伝わり方が変わることをご存じでしょうか?
今日は、繊細な子どもにも効果的な「〜はダメ」ではなく「〜しようね」と肯定的な言葉で伝える方法について、我が家でのエピソードも交えながらご紹介します。
なんと、この方法はパートナーにも、職場の方にも使えますよ!
「〜はダメ」ではなく「〜しようね」のすすめ
例えば、「走っちゃダメ!」と「歩こうね」という言葉の違いを考えてみてください。両方言いたいことは同じですが、相手に与える印象がまったく異なります。
- 「走っちゃダメ!」
→ 否定的な印象を与え、叱られている感覚を持ちやすい。 - 「歩こうね」
→ やるべき行動にフォーカスした言葉で、前向きな印象を与える。
否定形の「ダメ」は、繊細な子どもには自分自身を否定されているように感じさせてしまうこともあります。
肯定的な言葉で伝えると、相手が素直に受け入れやすくなり、次の行動に移しやすくなります。
大人にも使える肯定的な伝え方
この方法は、子どもだけでなく、大人にも有効です。
たとえば、我が家のパパは片付けがちょっぴり?苦手。服を脱ぎっぱなしにされ、「散らかさないで!」と注意したくなることも多々あります。
でも、「服はここに片付けて」と具体的に指示を出すと、パパも行動に移してくれやすいです。
なぜ「具体的な指示」が有効なのか?
「片付けて」というような抽象的なお願いだと、何をどこにどう片付けるべきかが相手にはわかりにくいものです。
ですが、「このカゴに入れてね」と場所を指定すると、行動が取りやすくなります。
もちろん、何も言わなくても片付けてくれれば一番嬉しいですが(笑)。
肯定的な伝え方を生活全般に取り入れよう
「〜しないで」よりも「〜してね」という表現は、家庭だけでなく職場や友人関係でも使える万能なコミュニケーションテクニックです。
- お友達に:「遅刻しないでね」 → 「間に合うように来てね」
- 同僚に:「締め切りを守らなかったら困るよ」 → 「締め切りまでに仕上げてくれると助かるよ」
- 部下に:「この方法じゃダメだね」 → 「このやり方だともっと良くなるよ」
このように、否定的な表現から肯定的な表現に変えるだけで、相手の受け取り方が変わり、コミュニケーションが円滑になります。
今日のまとめ
今日ご紹介したのは、「〜はダメ」から「〜しようね」に変えることで、相手に与える印象をポジティブに変える方法です。
- 子どもには、否定的な言葉よりも肯定的な表現を使う方が、行動に移しやすくなる。
- パパにも具体的な指示を出すことで、行動を促しやすくなる。
- お友達や同僚、上司にも、この方法を取り入れてみてください。
日常のあらゆる場面で「〜しないで」よりも「〜してね」といった肯定的な言葉を使うことで、家族との関係も仕事でのコミュニケーションも、よりスムーズになるはずです。ぜひ、試してみてくださいね!
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