「うちの子、買い物中に全然我慢できなくて…」「すぐに飽きて『お菓子買って』『おもちゃ買って』と騒ぎ出してしまう…」。
こんな悩みを抱える親御さん、多いですよね。
特に、「無理だよ」とか「だめだよ」と言うと、大暴れしてしまい、結局その場を収めるために買い与えてしまう、という経験をされた方もいるかと思います。
今回は、買い物中の子どもの行動に悩んでいる親御さんに向けて、少しでもスムーズに買い物ができるようにする方法を6つご紹介します!
1. 買い物時間は短時間からスタート!
まずは、買い物時間を短くすることから始めてみましょう。いきなり長時間の買い物は、どんなお子さんにとっても難しい挑戦です。まずは、10分程度の短い買い物からスタートしましょう。
たとえば、必要なものを1つか2つ買う練習をして、少しずつ買い物時間を長くしていきます。お店の規模も実は重要です!大型スーパーやショッピングモールは人も多く、商品も豊富で子どもにとっては非常に刺激的です。目移りしてしまうことが多く、集中力を保つのが難しいかもしれません。
そのため、まずは小規模なお店から練習を始めてみてください。スモールステップで、親も子どもも成功体験を積んでいくことが大切です!
2. 子どもの機嫌が良いタイミングを見極める
次に大切なのは、タイミングを見極めることです。お子さんの機嫌はどうでしょうか?タイミングが悪いと、どんなに工夫しても難しいことがあります。
- お腹が空いている
- 喉が渇いている
- 眠たい
- 疲れている
これらは、子どもが不機嫌になりやすい要因です。できるだけタイミングを見計らって買い物に出かけましょう。「当たり前じゃん!」と思われるかもしれませんが、非常に重要です。
3. 良い行動をしっかり褒める
子どもが問題を起こさずに買い物ができたとき、褒めることを忘れていませんか?私たちは、できていない時に叱ることはすぐしますが、できている時に褒めるのを忘れてしまうことが意外と多いです。
「お母さんと一緒にいてくれてありがとう」「カートを押してくれて助かったよ」と、できている行動を認めてあげましょう。ご褒美として、シールや手にスタンプを押すのも、小さなお子さんにとっては嬉しいご褒美になりますよ!
4. 暇にさせない工夫を!
暇は、子どもにとって大敵です。暇なときは、走り回ったり、商品で遊び始めたりと、問題行動を起こしがちです。そのため、暇にさせない工夫が必要です。
例えば、お手伝いをしてもらうのも一つの方法です。
- 「カートを取ってきて」
- 「リンゴを一つ選んで」
- 「袋に商品を詰めて」
このように、簡単な作業を年齢や発達段階に合わせてお願いすることで、子どもが積極的に買い物に参加できます。また、子どもが忙しくしている間は、問題行動を起こす暇がなくなります。これは、逆転発想的な解決策ですが、実際にとても効果的です。
5. 事前の計画を立てる
事前に買い物リストを作成しておき、効率よく店内を回れるようにしましょう。
できれば、お子さんと一緒にリストを作るとより効果的です。「今日はこれを買う」「お菓子やおもちゃは買わない」という約束を、あらかじめしておくことも大切です。
お子さんにメモを持たせて、一緒に買い物を進めることで、買い物がスムーズに進みます。ただし、ゆっくり品定めをしたい場合や、ウィンドーショッピングを楽しみたい時には向いていない方法かもしれません(笑)。
6. ルールを決めておく
買い物に行く前に、ルールを決めておくことも大切です。紙に書いて、目に見える形でルールを確認しましょう。ルールは「〜しない」ではなく、「〜する」と肯定的な表現で書きます。
例えば:
- 「リストの物だけ買おう」
- 「お母さんと一緒にいよう」
- 「お店では歩こう」
ルールの数が多すぎると覚えられないので、3つ以内に絞ってみましょう。
子どもの年齢や理解度に合わせて、ルールの内容を調整してください。肯定的な表現でのルール作りは、子どもがその行動を意識しやすくなり、守る意欲が高まります。
今日のまとめ
今回は、買い物中の子どもの行動に悩む親御さんのために、6つの工夫を紹介しました。
- 買い物時間は短時間から始める
- タイミングを見極める
- 良い行動をしっかり褒める
- 暇にさせない工夫をする
- 事前に計画を立てる
- ルールを決めておく
これらの方法を取り入れて、少しずつ成功体験を積み重ねていくことで、子どもとの買い物がよりスムーズで楽しいものになるはずです。
ぜひ、お子さんに合った方法を見つけて、楽しい買い物タイムを過ごしてくださいね!
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