子ども・保護者・支援者の好循環をつくる〜富山県内5事業所で1年間の「療育現場支援力向上プロジェクト」始動〜

これまで、多くの保護者や支援者の方と関わる中で、支援の質を高めるためには「子ども支援」だけでなく、「保護者支援」や「支援者支援」も大切だと感じてきました。

そんな話を重ねる中で、「株式会社BUZZBUZZ」および「株式会社ウッドフィール」の皆さまとご縁をいただき、このたび富山県内5事業所で1年間の「療育現場支援力向上プロジェクト」がスタートしました。

今回のプロジェクトは
株式会社BUZZBUZZが運営する
「アオハル」「うたのこ」

株式会社ウッドフィールが運営する
「ライチ」「レモン」「ミックスベリー」

計5事業所を対象に実施しています。

児童発達支援、放課後等デイサービス、学童保育の現場で働く職員の皆さまと共に、支援力向上やチームづくりに取り組んでいきます。


※動画で見るプロジェクトの様子
今回のプロジェクトスタートの様子を動画にまとめました。
ぜひご覧ください。

目次

今回ご一緒する事業所について

今回のプロジェクトは、株式会社BUZZBUZZ・株式会社ウッドフィールの代表取締役・齊藤大 氏との対話の中から生まれました。

経営陣の皆さまとお話をする中で印象的だったのは、常に「その先」を見据えていることでした。

職員の成長を応援したい。
より良いチームをつくりたい。

それは、決して組織のためだけではありません。

職員の成長が子どもたちへの支援につながり、保護者の安心につながり、やがて地域全体へと良い循環を生み出していく。

そんな未来まで見据えながら事業を展開されている姿勢に、私自身多くの学びをいただいています。


また、富山県内で初めて、放課後等デイサービスと学童保育を同じ施設内で運営するなど、新しい取り組みにも積極的に挑戦されています。

今回のプロジェクトもまた、「より良い支援を届けたい」という挑戦の一つだと感じています。

良い支援は、一人ではつくれない

児童発達支援や放課後等デイサービス、学童保育の現場では、職員が日々多くの子どもたちや保護者の方と向き合っています。

支援技術や制度について学ぶ機会はあっても、「職員同士の対話」や「自己理解」「チームづくり」について、継続的に学ぶ機会は決して多くありません。

しかし、子どもたちへの支援は一人で行うものではなく、チームで行うものです。

職員同士が安心して意見を伝え合えること
困った時に相談できること
互いの考えや価値観を知ること

そうした土台があることで、支援の質も高まっていくのではないかと感じています。

今回のプロジェクトでは、支援技術だけでなく、「人」と「チーム」にも焦点を当てながら取り組んでいきます。

「支援力向上プロジェクト」とは

今回スタートしたプロジェクトは、単発の研修ではありません。

約1年間をかけて

・ペアレントトレーニング
・ABA(応用行動分析学)
・ケース検討

・自己理解/他者理解
・チームづくり

・保護者支援

などをさまざまなグループワークを通じて学び、事業所全体のさらなる支援力向上を目指します。

子ども支援だけでなく、保護者支援、支援者支援、そして組織づくり。

これらを一体的に考えながら進めていくことが特徴です。

初回研修で見えたこと

先日行われた初回研修には、約40名近くの職員の皆さまが参加してくださいました。

初回テーマは、「支援者である前に、一人の人として」

研修では、支援者自身の状態を整えることの大切さや、価値観の違い、人との関わり方行動の捉え方について考えました。

また、職員同士で対話する時間も多く設けました。

「最近満たされたこと」をテーマに話していただくと、笑顔で会話する姿が見られました。

普段はなかなかゆっくり話す機会の少ない職員同士が、改めてお互いを知る時間にもなったように感じます。

研修の最後には、各事業所ごとに「未来の木」を作成しました。

・子どもたちにどう育ってほしいか
・保護者にどう関われるようになりたいか
・どんな支援者でありたいか
・どんな事業所にしていきたいか

一人ひとりが想いを書いた付箋を木に貼っていきます。

同じ会社であっても、事業所ごとに木の雰囲気や色合い、付箋の貼り方まで異なり、それぞれの個性や強みを感じる時間となりました。

私たちが目指しているもの

今回のプロジェクトの目的は、知識や技術だけを学ぶことだけではありません。

・職員同士が安心して意見を言えること
・互いの違いを認め、協力しあえること
・困った時に相談できること

そして、子どもや保護者により良い支援を届けられること。そんな組織づくりを目指しています。

支援者が安心して働ける環境は、子どもたちへの支援の質にもつながります。

また、保護者にとっても安心して相談できる場所になります。

だからこそ、「子ども支援」「保護者支援」「支援者支援」のどれも大切にしたいと考えています。

未来への投資

職員研修や組織づくりは、すぐに成果が見えるものではありません。

だからこそ、多くの時間や労力、そして覚悟が必要です。

今回、「株式会社BUZZBUZZ」および「株式会社ウッドフィール」は、富山県内5事業所・約40名の職員を対象に、1年間のプロジェクトに取り組むことを決断されました。

子どもたちにより良い支援を届けるために。保護者の方に安心して利用していただくために。そして、職員一人ひとりが成長し続けられる組織であるために。

今回の取り組みは、単なる研修ではなく、未来への投資だと感じています。

地域の支援の未来を見据えて

この取り組みは、まだ始まったばかりです。

1年後、どのような変化が生まれているかは分かりません。

しかし、初回研修を終えて感じたのは、「対話の力」の大きさでした。


人は、自分の考えを言葉にすることで気づきを得ます。

誰かに話を聞いてもらうことで安心します。

そして、お互いを知ることでチームになっていきます。

今回のプロジェクトで得られた学びや実践が、一つのモデルケースとなり、将来的には富山県全体の支援力向上にもつながっていくことを願っています。

私自身も、この1年間を皆さまと一緒に楽しみながら歩んでいきたいと思います。

初回時に皆さんにお渡ししたファイル
1年間の学びや気づきの軌跡になりますように

関連リンク

株式会社BUZZBUZZ

公式Instagram
https://www.instagram.com/bzbz.aoharu/

公式サイト
https://buzzbuzz.jp/

【対象事業所】
・アオハル
・うたのこ

株式会社ウッドフィール

公式サイト
http://www.woodfeel.jp/

【対象事業所】
・ライチ
・レモン
・ミックスベリー

一般社団法人日本ペアレントトレーニング子育て支援協会

公式サイト
https://parent-training-kosodate.com/

Instagram
https://www.instagram.com/parent_training_kosodate/

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