みなさんは、マイナンバーカードの申請もうされましたか?
我が家は毎日バタバタしていると、いつの間にか月日が流れ、子どもたちのマイナンバーカードの申請をすっかり忘れていました。
最近、友人との会話の中で「えっ!まだしてないの?双子だから絶対にした方がいいよ!」と念を押され、やっと申請を考え始めたのです(笑)。
でも、どうしてこんなにも長い間申請をしていなかったのかと振り返ると、最初に申請しようとしたときに証明写真が撮れなかったからでした。
そもそも子どもの証明写真を撮るのは難しい!
マイナンバーカード用の証明写真を撮る際に、特に注意しなければならないのが
- 背景は無地
- 正面を向いて
- ブレないように
- 明るさにも気を配る
- そして、双子それぞれ個別の写真が必要
これらすべてを守りながら撮影するのは、特に多動の子には至難の業です。
「ちょっと動かないでね〜」「こっち向いて〜」と言っても、なかなかじっとしてくれないんです。結局、私は面倒くさくなって数年放置していました(笑)。
でも、ふと「写真を撮ってみようかな」と思い立ったんです。
多動な次男の撮影チャレンジ
まずは、比較的指示が通りやすい次男の方からチャレンジ。じっとしていてくれて、写真を撮るのも難なくいける…かと思いきや、次男は写真が好きすぎるのが問題でした!
彼は写真を撮るたびに自分の写りを確認し、「これはダメ!」と厳しいダメ出しの連発。
結局10回以上撮り直して、ようやくOKをもらいました(笑)。
多動&自閉スペクトラム症 長男の撮影には工夫が必要『行動モメンタム』を活用しよう!
次にチャレンジするのは、長男。多動傾向があり、自閉スペクトラム症の特徴を持っているため、写真が嫌い。じっとしていることがとても苦手です。「これは無理かな?」と一瞬思いましたが、ここで使えるのが行動モメンタムです!
行動モメンタムとは?
行動モメンタムは、勢いを活かして難しいタスクを成功させるテクニックです。
簡単に説明すると、子どもが得意な(簡単な)課題をいくつかこなした後に、苦手な(難しい)課題に取り組むと、その成功確率がぐんと上がるという理論です。
行動モメンタムを使った長男の写真撮影
行動モメンタムを活用して、まずは長男の得意な動作から始めました。「真似っこゲームするよ〜」と言って、以下のように進めました。
- 「バンザイして〜」「上手!」
- 「拍手して〜」「上手!」
- 「ジャンプして〜」「上手!」
- 「氷になるよ〜」「ピタッ!」
息子が「氷」になって動きをピタッと止めた瞬間、すかさずカメラでパシャリ!
これで無事に証明写真が撮れました。
このように、簡単な動作を繰り返して勢いをつけ、そのまま難しい課題に移る。これが行動モメンタムです。
スマホでマイナンバーカード申請完了!
無事に二人分の写真を撮り終え、スマホでマイナンバーカードの申請を終えることができました!
マイナンバーカードの申請自体は、スマホでこんなに簡単にできるんですね。びっくりでした!
行動モメンタムの応用例
行動モメンタムは、写真撮影だけでなく、様々な場面で応用できる便利なテクニックです。例えば、教室でじっと座っていられない子どもに対しても効果的です。
まずは動き回るタスクをいくつかこなしてもらい、その勢いで座るという流れに持ち込むことが可能です。
例として、、、
- 「後ろのドアを閉めてきて」
- 「このプリントを配って」
- 「〇〇を取ってきて」
こういった指示を出して体を動かしてもらった後に着席させると、成功の確率が格段に上がるんです。
行動モメンタムは宿題にも応用できる
また、苦手な教科の宿題にもこの方法は有効です。
例えば、子どもが算数の宿題に取り組むのを嫌がるとき、行動モメンタムを使って次のようにアプローチします。
- 簡単な計算問題を解く
- その後、難しい課題に挑戦する
こうすることで、簡単な計算問題で勢いがついたまま、苦手な課題に取り組むことができ、成功の確率が上がります。
日常生活に応用しよう!
行動モメンタムは、私たちの生活の様々な場面で使えるテクニックです。日常の中で、少しずつ取り入れてみてください。特に発達特性を持つお子さんにとって、この方法は課題の負担を軽減し、行動をスムーズに促すことができます。親もその分ストレスの軽減に繋がります。
今日のまとめ
行動モメンタムは、得意な(簡単な)課題をいくつかこなした後に、苦手な(難しい)課題に取り組むことで、その課題の成功確率を上げるテクニックです。
写真撮影や宿題、教室での行動に至るまで、様々な場面で応用可能ですので、ぜひ日々の育児に取り入れてみてください。
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