関わりの原点に氣づかせてくれた学び

2期生:村西 萌絵美

●サロンfelice主宰/魅力開花プロデューサー

●パーソナルカラーや骨格診断等を通して、外見と心の両面から“自分らしさ”を整えるサポートを行っている

富山県在住、4歳の娘を育てる1児の母。

幼少期から外見にコンプレックスを抱えていたことに加え、実家で最重度知的障害と自閉症を持つ叔父と暮らしていた経験から、「人の個性」や「心の在り方」に深い関心を持つようになった。

約10年間、理学療法士として病院に勤務。

院内で医療・介護・通所・訪問と幅広い分野に関わり、一人ひとりの体と心に向き合う中で、そのつながりの大切さを実感してきた。

そうした経験と自身の外見コンプレックスを乗り越えたことをきっかけに、現在は外見と自己理解の両面から、“自分らしさ”を見つけるサポートを行っている。

色彩検定1級、自分型骨格診断®アナリストなど複数の資格を持ち、トータル診断や伴走サポートを通して全国から相談を受けている。





 

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きっかけは「どう声をかけたらいいか」への迷い

不妊治療の末に授かった娘。

生まれたときは本当に可愛くて仕方なかったけれど、2歳半を過ぎて自我が出てきた頃から、声かけに悩むようになりました。

成長として喜ばしい反面、日々の生活の中ではつい否定的な言葉が増えてしまい、「伝えたいことを伝えているつもりが、傷つけているのでは…」と不安になることもありました。

ペアトレとの出会い

そんな時に出会ったのが、ペアトレです。
講座の中でも特に印象に残っているのは、子どもの行動を「良い行動」「良くない行動(減らしたい)」「許しがたい行動(なくしたい)」の3つに分けて考えるということでした。

“良い行動を増やす” のはなんとなく分かっていても、“良くない行動” や “許しがたい行動” への向き合い方を知れたのは大きな学びでした。

「叱る」よりも「褒める」を増やすという発想

私はずっと「叱ること」こそ親の役目だと思っていて、どう叱るか・どうフォローするかを常に考えていました。

そんな中で、ペアトレで教わった“褒めることを増やすと、結果的に叱ることが減る”という考え方は自分の中で衝撃でした。

同じ24時間の中で、褒める時間を増やすことで相対的に叱る時間が減る——

この発想の転換が、私にとって「子どもを伸ばす」視点への最初のシフトでした。

子どもの様子をよく観察し、

「どうしてこうなっているのか」と過程を考えられるようになってからは、事前の環境づくりを意識するようになりました。

その結果、ガミガミ言う場面が減り、気づけば娘との笑顔の時間が増えていました。

 

親も、子どもに育てられていく

子育てを通して、親も育てられていく。

そして、ペアトレの理念である**「子どもは変えなくていい」**という言葉の意味を、

日々の関わりの中で少しずつ体感しています。

子どもを変えようとするのではなく、親である自分の関わり方を見つめ直すこと。

それが、家庭の中の笑顔を増やす最初の一歩だと感じています。

ペアトレで学んだ考え方は、今も日々の子育ての中で生きています。

これからも、娘と一緒に育ち合いながら関わりを深めていきたいと思っています。

関わりの原点

ペアトレで学んだ“相手の中にある良さを見つける視点”は、お客様と関わる時のベースにもなっています。

サロンfeliceでは、パーソナルな診断に加えて数秘や個性心理学などを取り入れ、外見だけでなく内面からも“自分らしさ”を整えるサポートを行っています。

子育ても、お客様との関わりも、根っこは同じ「人との向き合い方」。

ペアトレで学んだ“関わり方の軸”は、どんな場面でも私の中で生きています。

一人ひとりの特性や背景に合わせた関わりを大切にし、「未来の自分に会いにいく」時間を共に創っていくことを大切にしています。

そんな想いは、ペアトレで学んだ関わり方の考え方と深く通じています。


また、日本ペアレントトレーニング子育て支援協会には、

同じように悩みながらも前に進もうとしている仲間が全国にいて、あたたかい応援やヒントを日々もらえる環境があります。

困ったときに相談できる仲間がいること、頑張る親をそっと支えてくれる言葉が届くこと。

それがこの協会の一番の魅力だと感じています。

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