子どもがすぐ物や人にぶつかってしまう場合の療育アイディア『テープ遊び』とは

皆さんのお子さんは、こんなお悩みございませんか?

  • すぐに人にぶつかる
  • 物にぶつかる
  • 友達の足を踏んでしまう
  • 友達の作った積み木に当たって壊してしまう…

悪気は全然ないのに物や人にぶつかってしまう…

我が家の自閉っ子がまさにそうです。

これは自分のボディーイメージがうまくできていない証拠です。

この記事では、子どもの空間認知力を鍛えるアイディアを解説します。

『テープ遊び』で簡単療育!遊びながら鍛えよう

そんな子どもたちの空間認知力ボディイメージを鍛えるために、特別な道具は必要ありません。用意するのは、カラーテープマスキングテープだけ!

テープ遊びの手順
  1. 床にS字やジグザグのラインを作る
    カラーテープを使って、床に曲がった線を貼ります。S字やカーブ、ジグザグにすると難易度が上がります。
  2. その上を歩いてみる
    お子さんに、テープのライン上を歩いてもらいましょう。
  3. 観察する
    ・ライン上をうまく歩けているか?
    ・途中でバランスを崩していないか?
    ・歩く速度は安定しているか?

この遊びは、楽しくゲーム感覚で取り組めるので、子どもたちも自然とボディーイメージを鍛えることができます。

『テープ遊び』で期待できる効果

1. 空間認知力の向上

「自分がどこを通ればぶつからないか」を意識する力がつきます。これは、日常生活でのすれ違いや、狭い場所を通る際の事故を防ぐのに役立ちます。

2. ボディイメージの改善

自分の体の大きさや位置を正確に把握できるようになると、動きの調整がしやすくなります。

3. 集中力のアップ

細いラインの上を歩くためには、集中力も必要です。この遊びを繰り返すことで、集中して物事に取り組む力も育まれます。

他にもできる簡単ボディイメージトレーニング

『テープ遊び』の他にも簡単にできるトレーニングがあります。

テープを用意するのが面倒な場合は、こんな方法も試してみてくださいね。

1. 片足立ちゲーム

片足でバランスを取ることで、体の重心やバランス感覚を養います。

2. 障害物コースを作る

椅子やクッションを使ってコースを作り、その間を通り抜ける練習をします。

3. 手押し車ごっこ

子どもの足を持って、手だけで歩かせる遊びです。これもバランス感覚や体の使い方を学ぶのに効果的です。

叱るよりも楽しむ工夫を!

子どもが人や物にぶつかると、つい「気をつけて!」と叱ってしまいがちですが、叱るだけでは解決しないことが多いですよね。そんなときこそ、楽しい工夫を取り入れてみましょう。

今回紹介したテープを使った遊びは、子ども自身が楽しみながら取り組めるのでおすすめです。

ペアレントトレーニングでさらなるサポートを

「子どもの行動にどう対応すれば良いのかわからない…」と悩む親御さんも多いはず。そんなときには、ペアレントトレーニング(ペアトレ)を取り入れてみてください。

ペアトレでは、子どもの行動を理解し、適切にサポートするための具体的な方法を学べます。興味がある方は、無料相談会を活用してください。

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まとめ

  • 人や物にぶつかりやすい子どもには、ボディーイメージを鍛えるトレーニングが有効です。
  • カラーテープやマスキングテープを使った遊びは、手軽で楽しく効果的
  • 子どもが楽しみながら成長できる環境を整えることで、親子のストレスも減ります。

お子さんの特性に合わせた工夫を取り入れながら、家庭で楽しい療育時間を過ごしてみてくださいね♪

この記事を書いた人

日本ペアレントトレーニング子育て支援協会
代表理事
・ABAペアレントトレーナー/セラピスト
・ガミガミを卒業
→ママが自分も大切にできるようになるペアトレ
・ノート術・潜在意識コーチング
・双子×自閉っ子ママ

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