
1期生:西村 裕太
高知県在住、高知のシンパパ
会社員として働くかたわら、動画制作や、ひとり親家庭を応援するコミュニティ「DOUSHI(どうし)」を仲間とともに運営。
シングルファザーとして、誰にも頼れず苦しかった時期があったからこそ、同じように悩んでいる人に「ここに居てもいい」と思える場所を届けたい。
DOUSHIは、ひとり親の当事者·支援者·想いある人たちがつながり、希望を分かち合える共感の場。
過去に光をあて、未来をあきらめないために——。心に灯をともす活動を続けています。
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ペアレントトレーニングとの出会い
こんにちは!
日本ペアレントトレーニング子育て支援協会の1期生、西村裕太と申します!
僕は、シングルファザーとして、ひとり娘の父親として日々奮闘しています。
料理も洗濯も、送り迎えも、進路のことも…。
全部、自分ひとりでこなさないといけないとき、「父親だから」「男だから」「頑張らなきゃ」って、勝手に肩に力を入れていた時期もありました。
でも、あるときふと、限界を感じたんです。
「このままでいいのかな」「娘に、どんな背中を見せているんだろう」って。
そんなときに出会ったのが、ペアレントトレーニングでした。

ただ正解を教えてくれる場所じゃなかった
ペアレントトレーニングって聞くと、「しつけ方を学ぶの?」とか「子育てのテクニック講座?」って思うかもしれません。
でも実際は全然違っていて、「子どもをどう育てるか」よりも、「親である自分がどう在るか」を学ぶ時間でした。
自分の言葉、態度、関わり方。
子どもとの関係だけじゃなく、自分自身の内面ともじっくり向き合うようになりました。
あの頃の僕は、娘にちゃんと向き合ってるつもりで、本当は、ちゃんと向き合う「余裕」がなかったのかもしれません。

心から、学んで良かったと思える出会い
この講座を通して出会った仲間たちは、みんな、立場も状況もバラバラなのに、「子どもを大切にしたい」「自分を変えたい」って気持ちでつながっていました。
時に泣きながら話して、時に笑いあって、時に背中を押し合って…。
「ここに来てよかった」
「誰かと一緒に、親として成長していける」
そう思えたことが、何よりの宝物です。
誰かのせいにしない。
自分を責めすぎない。
子どもとの今を、大切に生きる。
そんな関わりができるように、僕はなりたかった。そして、今もまだその途中にいます。
完璧な親なんていないし、完璧な子どももいない。
でも、「どう関わっていくか」は、学べる。変えられる。
もし今、子育てがしんどかったり、誰にも言えない不安やイライラを抱えているなら、一度、この学びに触れてみてほしいなと思います。

最後に
ペアレントトレーニングに出会って、本当に良かった。
そして、こんな素敵な学びを届けてくれている代表の平ひかりさん
一緒に学んだ仲間たちとの出会いに、心から感謝しています。
子育ては、孤独じゃなくていい。
誰かとつながっていい。
あなたがあなたらしく、笑顔で子どもと向き合えるように。
僕も、これからもそんな仲間でいたいと思っています。
―― 西村裕太
