ペアトレでは褒め方の種類をたくさん学びます。
あの手この手で子どもを褒め良い行動を増やしていきます。
しかし、褒めることと切り離せないのが叱ることですよね。
普段、お子さんを叱っていますか?
どんな叱り方をしていますか?
この記事では「子どもにやってはいけない叱り方」を通して、『正しい』子どもの叱り方を学ぶことができます。
難しい内容はありませんので、実践していきましょう!
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子どもには『叱る』or『褒める』 どっちがいいの?
子どもにやってはいけない叱り方を紹介する前に、そもそも『叱る』のはOKなの?
この疑問にお答えしていきます。
結論を言ってしまうと、
叱ってもOK!
ただし、どんな時に叱るのか基準を決めておきましょう!
基本的に叱る必要があるのは安全が脅かされるときです。
子ども本人の安全が脅かされるとき、そして、周囲の安全が脅かされるとき。
こんなときは毅然とした態度で叱る必要があります。
でも、こちらの気分で多方面で感情的にガミガミ叱るのはNGです!
もちろん人間だから0にするのは難しいですが事前に計画を立てておくことで防ぐこともできますよ。
- あなたが首尾一貫して叱るのはどんな場面ですか?
- どんな叱り方をしますか?
この2つを前もって決めておくことをオススメします。
叱るということが効くのは普段の信頼関係があってこそです。
いつもは優しいママがあんなに怒ってる!
それだけいけないことなんだ!
と子どもは気付くわけです。
普段いかに子どもを承認しているか、ポジティブな注目を与えているか、やっぱりこれが一番大事なんです!
【叱りすぎて後悔する方必見】子どもにやってはいけない叱り方4選!
ここからは「子供にやってはいけない叱り方4選!」と題して紹介していきます。
ガミガミと子どもに叱りすぎて後悔している方も安心してください!
こちらで紹介する正しい「子どもの叱り方」を覚えておけば、不必要に、感情的にガミガミ叱ることを防げます。
子どもにやってはいけない叱り方① 否定形で叱る
子どもは良いところを見つけて褒めるのが一番です。
けれども、どうしても叱ったり注意する必要がある場合もありますよね。
そんなとき、ついつい「〇〇はしちゃダメ!」というような叱り方をしていませんか?
実はこの𠮟り方、子どもにやってはいけない叱り方なんです。
なぜなら「〜はダメ」という言葉は、子どもは自分を否定されているように感じてしまうからです。
例えば「走っちゃダメ!」と「歩こうね」と叱られるのではどう印象が変わりますか?
言っている中身は同じですがとらえ方が随分変わりませんか?
『否定形を使うか肯定形を使うか』これだけの違いでとらえ方、伝わる印象が随分変わるのです。
子どもを叱るときは「〜はダメ」ではなく「〜しようね」を使う!
肯定形の叱り方は子どもだけではなく大人にも効果絶大!
実はこの𠮟り方、子どもだけでなく大人相手にも大きな効果があります。
例えば、服を脱ぎ捨てているパパに「散らかさないで」というよりも「服はここに片付けて」という方が行動に移してくれやすいのです!
また、「ここに片付けて」と具体的に指示を出す方が相手にも伝わりやすいです。
我が家のパパは本当に片付けが苦手で。。。
「片付けて」と抽象的にお願いするより「〇〇に片付けて」と場所を指定する方がことが早く済みます。
何も言わずともしてくれるのが一番ですけどね笑
お子さんにも、パパにもお友達や同僚、上司にもぜひ「〜しないで」よりも「〜してね」を使ってみてくださいね!
子どもにやってはいけない叱り方② 叱る基準がコロコロ変わる
昨日は「いいよ」と言ったのに今日は「ダメ!」のように親の気分や都合で、子どもを叱る基準をコロコロ変えていませんか?
このような叱り方をされては子どもが理不尽ですよね。
それに困惑してしまいます。
そして一番多いのがママとパパで叱る基準が違うことです。
ママはOKを出したのにパパには叱られる。
あるいは逆パターンも…
夫婦や家族間で、子どもを叱る基準の足並みを揃えておくのも重要ですね。
そして子どもを叱るルールを作ったら明文化、視覚化しておくことをオススメします!
子どもを叱る基準を親や家族で共有する!
子どもにやってはいけない叱り方③ 曖昧な表現で叱る
- ちゃんとしなさい!
- きちんとしなさい!
- 普通にしなさい!
- 頑張ってやりなさい!
こんな曖昧な表現を使っていませんか?
結構やりがちですよね。。
けれども、曖昧な表現は子どもには伝わりません。
『ちゃんと』『きちんと』『普通に』『頑張って』…
これらの基準は大人でも人によってそれぞれ違いますよね。
もっと具体的に伝える必要があります。
子どもを叱るときは具体的な表現を使う!
子どもにやってはいけない叱り方④ 子どもの感情を叱る
まことくんは、児童館でお友達とおもちゃの取り合いになりました。
最初は口だけでしたがカッとなってお友達を叩いてしまいました。
こんなケースがあったとします。
あなたならどうしますか?
よく耳にするのが、
- なんで貸してあげないの?意地悪な子だね。
- なんでそれくらいのことで怒るの?
- それくらい貸してあげなよ。
まぁ、大人ならそう思いますよね…
けれども、ここで気をつけたいこと。
それは…
行動は否定してもいいが感情は否定しない
という点です。
お友達を叩くという行動はよくないことです。
この点に関しては叱って当然です。
しかし、子どもの感情は否定しません。
なぜなら、感情は本来自由なものです。
何を感じるかは自由ですよね。
- 貸したくない
- 僕はこれで遊びたい
- 友達から言われたことに腹がたった
- ムカついた
- 悲しかった
など、何を感じるかはその子次第。
何を感じてもOKです。
感情には寄り添ってあげてほしいのです。
「〜と感じたんだね。」、「それは悲しかったね。」
というように感情は認めてあげる。
でも、行動はよくないということを教えていく必要があります。
感情と行動ここを意識してみてくださいね!
子どもを叱るときは『行動』に!子どもの感情は認めて寄り添う!
【まとめ】子どもにやってはいけない叱り方4選!叱ると褒めるどっちがいい?
この記事では、そもそも子どもに叱っても大丈夫なのか、そして子どもにやってはいけない叱り方を紹介していきました。
まず、子どもを叱るときは叱っても大丈夫。
ただし、叱る基準を必ず持っていてください。
叱るときは子どもとの信頼関係がなくては効果がありませんので、普段は子どもを『褒めるところはしっかりと褒める』ことがとても大切です。
そして、子どもにやってはいけない叱り方は、次の4つを紹介しました。
- 否定形で叱る
- 叱る基準をコロコロ変える
- 曖昧な表現で叱る
- 子どもの感情を叱る
子どもを叱るときは、これらのことをしていないか意識しながら『正しく』叱りましょう!
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