夏休みでイライラ…そんなときは「心のコップ」を見てみませんか?子育て・支援者のためのセルフチェック

子育てや支援者のセルフケアに役立つ「心のコップ(キャパシティカップ)」ワークシート。今の感情を書き出して心の状態を見える化するセルフチェック

夏休みが始まり、

「なんだかイライラする…」
「子どもに優しくしたいのに、つい怒ってしまう。」
「仕事が忙しくて心に余裕がない。」

そんなふうに感じている方も多いのではないでしょうか。


実は、それはあなたが悪いのではなく、心のコップ(キャパシティカップ)がいっぱいになっているサインかもしれません。

子育ても、療育も、保育も、教育も。

子どもに関わる熱心な頑張り屋さんほど、自分のことは後回しになりがちです。

だからこそ今日は、たった3分でできるセルフワークをご紹介します。

目次

心のコップ(キャパシティカップ)とは?

キャパシティカップとは、今の自分の心の状態を「コップ」に例えて見える化する方法です。

嬉しい気持ちも
イライラも
不安も
焦りも

全部あなたの心の中に入っています。

まずは「良い・悪い」を判断せず、今ある気持ちを書き出してみましょう。

3分でできる「心のコップ」セルフチェック

例えば…

・疲れた
・イライラ
・焦り
・嬉しかった
・安心
・罪悪感
・楽しみ

どんな感情でも大丈夫です。

感情を書き出すことで気持ちを整理する効果がある

「なんとなくモヤモヤする。」
「なんとなくイライラする。」
「理由はわからないけれど、気持ちに余裕がない。」

そんな時、私たちの頭の中では、たくさんの情報や感情が同時に浮かんでいます。

感情を言葉にせず頭の中だけで抱えていると、「漠然とした不安」や「なんとなく苦しい」という状態が続きやすくなります。


一方で、紙に書き出して言葉にすると、自分の感情を客観的に眺められるようになります。

心理学では、このように自分の感情に気づき、言葉にすることは、感情の整理や自己理解につながる大切なプロセスだと考えられています。

また、脳科学の研究でも、自分の感情に名前をつける(ラベリングする)ことで、感情の反応が和らぐ可能性が示されています。

感情に振り回されるのではなく、「私は今、焦っているんだな」「疲れているんだな」と認識することで、少し冷静さを取り戻しやすくなるのです。


だからこそ、このワークでは「良い感情」「悪い感情」と判断する必要はありません。

まずは、今の自分をそのまま観察すること

それが、自分を整える第一歩になります。

子育ても支援も、まずは大人の心を整えることから

ペアレントトレーニングでは、子どもの行動を「観察する」ことを大切にしています。

しかし、その前に大切なのは、自分自身の状態に気づくことです。

心のコップがいっぱいになっていることに気づければ、「子どもが悪い」のではなく、「今の私は余裕がないんだ」と視点を切り替えられることがあります。


子どもを理解するためにも、まずは自分自身を理解すること。

その小さな積み重ねが、穏やかな関わりにつながっていきます。

心のコップがいっぱいのままでは、どんなに良い関わり方を知っていても、実践することは簡単ではありません。

だからこそ、まずは自分の心に目を向けることも、大切な子育てや支援の一つです。

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